Posted on 8月 1, 2023 in Uncategorized

株式会社セキュリテイハウス・センターの植村様が8月退職されるというご連絡をいただき、先日、本社に伺いご挨拶をさせていただきました。

セキュリティハウス・センターさんとは、今から39年前、1984年1月に竹中新策社長とお会いさせていただき、その席上、初代 セキュリテイハウス・センターの岡崎社長を紹介いただきましてからのお付き合いをさせていただいております。
当時入社3年目の植村様とは当初からお付き合いいただき、一緒に様々な制作物を制作させていただきました。

Mothers、 Fathers 、Factory のシステムのネーミングを考案、パンフレット制作、レターヘッド、各種封筒、デザインの印刷、全社員様の名刺も制作させていただきました。会社案内は好評で、おそらく5年以上近く使っていただいたと思います。


それから何年か経って、ある日突然にお電話をいただき、川口能活氏の30秒コマーシャルの制作依頼を受けました。


川口能活氏は、日本代表として4大会連続でワールドカップのメンバーに名を連ね、日本の守護神として長年に渡り活躍されており、キャップ数はGKでは最多の116。
ユニフォーム姿の勇姿をと色々な写真を取り寄せましたが、日本サッカー協会の規則で、正式スポンサーでなければ、Japanのユニフォームを着用したCMを制作できないことがわかり、最終的には当時の所属チーム、ジュビロ磐田の許可を得て実現しました。

川口能活氏を企業キャラクターとしたビデオは、セキュリテイハウスセンターさんでなければ実現できなかったと思います。植村さんの熱意と行動力が大きな岩を貫いたようにも思えました。


川口能活氏は当時、日本の守護神として突出した存在でした。真っ先に彼の書物を購入し読破しました。
関係したスタッフは、サッカーの経験者も多く、デザインやコピー制作はスムーズに決まっていきました。
当時はネットで広告をビデオで発信するという時代ではなく、大型ポスターや、パンフレット、新聞紙上での広告などで使っていただいたようです。
全国のショップで大型ポスターを張り出したところ、こどもたちが、川口選手のポスターと向かい合って、同じポーズをとったというお話も伺っていました。


またしばらく時は流れ、昨年、植村様からお電話をいただき、新たに川口氏を起用したサウンドロゴと動画を制作させていただきました。川口氏は昨年末頃より、ジュビロ磐田のゴールキーパーコーチに就任されています。

セキュリティハウス・センターさんは自主機械警備システムの草分け的存在として、狙わせない・侵入させないことを主軸に置いた守りをおこなっている。遠隔監視録画システムのiNextをはじめ、地域を守る・建物を守る・文化財を守る・人を守る・商品を守る防犯システムを世の中に送り出し続けている。
サッカー選手として、また、世界が認める仕事を成し遂げている人間として存在感のある、自信に満ちた川口能活氏にご出演いただき、セキュリティハウスの企業イメージをさらに高めることを目指しました。

「くらし 守る セキュリティハウス」

 

セキュリテイハウス・センターさんのホームページ内では、「セキュリティハウスの歩み」として、企業の歴史をまとめられています。

その中では、川口氏コマーシャル制作の際の裏話や、当社が制作した会社案内などもご紹介いただいております。懐かしい制作物が掲載されており、大変興味深く拝見しました。

いつも前向きに情熱を持って仕事に取り組まれていた植村様とのお仕事は、刺激的で、やりがいのあるものばかりでした。
本当にありがとうございました。