Posted by on 9月 5, 2017 in News, Project

北海道 美瑛町の「旬感ごよみ  -農と暮らしのカレンダー」のデザインをさせていただきました。
こちらの製作物は北海道大学観光学高等研究センターの先生方、学生さんたちが美瑛町で三年にわたる現地調査をされた成果をまとめられたもので、美瑛町の魅力の共有と発信を目的に作られたものです。

厳しく荒れた土地からの開拓の歴史を主軸にすえ、農家さんが育てられている素晴らしい農産物をはじめ、雪国ならではの野菜の保存方法や、畜産、また美瑛の景観の源である四季を通しての農作物の成長の進み具合などを表で表現されました。
最初に開拓に入られた方々が日本各地から来られていることがお祭りからわかったり、歴史の年表からは大変過酷な状況を乗り越えられてきたことがかいま見えてきます。
地形は十勝岳が噴火したことによる波状丘陵、でも綺麗に区画整理されている道路である、ということで、見開きのイラストの表現の部分などは専門的なご指摘をいただきながら仕上げました。
元気なイラストはアニメーション作家の石部典子さんにお願いして描いていただきました。

CMなどに使用されていた有名な木たちは、実は隣の土地との境界の印であったり、見るたびに変化するという美しい丘の風景は農家さんたちが農業をされている現場であったりと、観光と日々の生活のジレンマを感じられている場所であることもこのお仕事を通して学びました。

たくさんの方々が関わられて調査された内容をまとめさせていただくお仕事をさせていただいて、大変貴重な経験をさせていただいたこと、とても感謝しています。ありがとうございました。